インフルエンザの予防注射
以前中国などでSARS肺炎が流行しました。SARSの症状がインフルエンザの症状によく似ているため厚生省ではできるだけインフルエンザの予防注射をするように勧めています。2009年度からは新型インフルエンザが流行しています。
致死率は季節性インフルエンザよりやや高い程度ですが感染力が高く同じ場所にいるとかかりやすいインフルエンザです。
インフルエンザの予防注射後約2週で抗体ができて効果を発揮します。
効果は長い人で約5ヶ月です。
効果は予防注射しない方の発症率が5〜6%に対して予防注射すると発症率が1〜2%に低下して効果は70%期待できます。
当院の通常の予防期間は11月から12月末までです。
15歳以下は原則2回予防注射してください。

費用
65歳以上の方2,300円
65歳未満の方3,500円

希望の方は電話で確認してください。
予防注射希望の方は体温を計ってからご来院ください。
去年当院で予防注射された方が優先です。
新型インフルエンザの1回か2回かの予防効果の論文が「New england Journal of medcine」に出ました。
予防注射して21日目に抗体検査して40倍以上の人の割合と2回目の注射をして2週後に抗体検査しました。(2,200名の結果です)

 21日目35日目
3〜11歳74.5%98.1%
12〜17歳97.1%100%
18〜60歳97.1%97.1%
61〜77歳79.1%93.3%